2009年1月6日付佐藤製薬のプレスリリースによると、甲状腺がん診断補助剤「タイロゲン筋注用」を13日に発売すると発表しています。
甲状腺がんで甲状腺の全摘や準全摘を受けた患者は、残った甲状腺組織や転移がんの有無を確認するために、年に1〜2回の定期的な検査を行います。
検査では甲状腺刺激ホルモンの分泌を高める必要があり、現在はその検査のたびに、甲状腺ホルモン剤の服用を2週間以上中断しなければならず、その間、寒気や便秘、体重増加などの甲状腺機能低下症状を引き起こしたり、また、診断後の回復にも数週間を要すすなど、患者にとっては大変な苦痛となっているようです。
今回発売される甲状腺がん診断補助剤を使用することで、甲状腺ホルモン剤の服用を中断する必要がなくなり、QOLを低下させずに定期検査を受けることが可能になるとのことですので、甲状腺がんの患者にとっては朗報といえます。