理化学研究所は2011年8月3日付プレスリリースで、がんの診断などに有用なマーカー分子である「グルタチオン転移酵素」の存在や量を可視化することができる装置の開発に成功したと発表しています。
グルタチオン転移酵素は、生体内で異物の解毒機構を担う重要な酵素として知られており、また、がん細胞で高発現することや、異物の解毒機構による薬剤耐性を発揮することも分かって来ています。今回の成果は、がんの診断だけでなく、抗がん剤の投薬指針を決定する投薬前診断にも役立つものと期待されています。