前立腺がんと診断されたときに、肥満でインスリン値の高い男性は、前立腺がんにより死亡するリスクが高いことが、カナダとアメリカの大学の研究チームによって示されました。
研究チームは、24年間にわたり追跡調査が行われた2,500人以上の男性に関する情報を詳細に検討。
分析の結果、過体重(BMI:25〜29)の男性は、健康な体重(BMI:25未満)の男性に比べて前立腺がんによる死亡リスクが47%高く、肥満(BMI:30以上)男性では2.5倍高かったとのこと。
また、Cペプチド濃度(血中インスリン値)が最も高い男性は、最も低い男性に比べて前立腺がんによる死亡リスクが2倍以上高かったようです。
結果的に、BMIが25を上回り、かつCペプチド濃度が高い男性の前立腺がんによる死亡リスクは、BMI、Cペプチド濃度とも低い男性の4倍という結果になっています。
研究結果は、英医学誌「Lancet Oncology」オンライン版に2008年10月6日に掲載されています。