2010年10月28日付毎日新聞によると、従来の治療薬が効かない肺がんに著しい効果がある開発中の新薬「クリゾチニブ」で、一部の患者に薬剤耐性が起きる仕組みを自治医科大学と東京大学の研究チームが解明したそうです。
研究チームは2007年、肺がんを引き起こす遺伝子を発見。2008年にはこの遺伝子が作る酵素の働きを抑える化合物で、マウスの肺がん消失に成功しています。
「クリゾチニブ」は、酵素を働かせる部位に結合し酵素の働きを妨げます。今回、薬剤耐性が起きた患者において、肺がん遺伝子が突然変異し、酵素を働かせる部位に結合できなくなっていることが突き止められています。