慶應義塾大学は2010年8月24日付プレスリリースで、がん治療などによって失われた血球を回復させるカギとなるタンパク質を特定したと発表しています。東京大学医科学研究所との共同研究による成果です。
このタンパク質は、がん細胞の浸潤・転移や関節リウマチなどの疾患に関与していることが従来から知られていましたが、今回新たに血液細胞の増殖に関係していることが突き止められています。
今回の研究成果は、抗がん剤治療後の感染症リスクの低下や、輸血量の抑制などに役立つといわれています。