バイエル薬品が販売する抗がん剤ネクサバールを投与された患者に肝不全、肝性脳症の副作用の疑いが報告されたため、厚生労働省は2009年11月18日、使用上の注意の改訂を指示し、医薬関係者に対し適正使用情報を速やかに提供するよう指導したことを発表しています。
ネクサバール投与による副作用が疑われる症例が、2009年5月から2009年10月までの間に36例報告され、この内患者が死亡した症例が12例あるといいます。
ネクサバールは、2008年4月に根治切除不能または転移性腎細胞がんの治療薬として販売が開始され、2009年5月には切除不能な肝細胞がんへの適応も取得しています。