2008年5月29日付岩手日報によると、岩手大農学部の研究グループが、キク科植物のシドケ(モミジガサ)に含まれる物質の中に、抗がん作用があることを突き止めたといいます。
シドケに含まれている抗がん物質は、炭素などが結合した「ビサボラン型セスキテルペンのエンドパーオキサイド化合物」。
研究グループは、同化合物をシドケからメタノール抽出。
人のがんに相当する遺伝子変異酵母を人為的に作り出し、同化合物を注入した結果、酵母は正常な状態に戻ったとのこと。
がん細胞は、異常な細胞を除去するメカニズム(アポトーシス)も失われるが、同化合物はこのアポトーシスを取り戻させ、結果的にがん細胞も死滅したそうです。
研究グループでは、今回の成果をもとに、シドケなどのキク科植物に含まれる同化合物を特許申請。
既に学会での発表や英語論文も投稿しているようです。